image

東大阪市アライメントの高田オートKEINZです。
ホームページをご覧いただいた伊丹のM様から、この昭和59年(1984年)式 S65Vダイハツ・ハイゼットバンの、クラッチ部品探しのご依頼をいただきました。
本人様もダイハツディーラーはじめ、製造メーカーのエクセディさんにも問い合わせをされたそうですが、見つからなかったそうです。
探せるかどうか一抹の不安はありましたが、なんでも一度受けてみるのが
”弊社のモットー”。ダメもとで手当たり次第に仕入先に連絡してみたところ、クラッチディスクとレリーズベアリングは何とか見つかり、今回の作業となりました。

下はクラッチオーバーホールの様子です。
クラッチカバーはダイヤフラムには特にヘタリなどなく、カバー面も大きな
傷や焼けもなく無事に再使用が出来ました。
imageimage
image

クラッチ以外の傷みがラジエータでした。
ラジエータ本体が腐食し水漏れを起こしていました。
下はラジエータを外したエンジンルームの状態です。
image

下はラジエータの比較です。
今回の修理はラジエータ屋さんに依頼し、現物修理をしてもらいました。
imageimage

image

あと下からエンジンルームを覗くと、結構オイル漏れがあります。
エンジン上部のタペットカバー辺りからの漏れのようです。
タペットカバーパッキンを交換したかったのですが、残念ながら部品が見つからず、タペットカバーを取外し綺麗に掃除後、シールパッキンを塗布し組付けました。
image
image


今回のご入庫では、クラッチの滑りと冷却水漏れ、あとエンジンオイル
漏れの修理となりました。
ご入庫ありがとうございました。
これからも大切にお乗りください。